二、自分たちのこと
ABOUT

豊かな山々に囲まれた飛騨高山で生まれ、育ちました。
大学・会社員時代の12年間東京で生活した後、様々なご縁が繋がり、現在、福井県若狭町海士坂(あまさか)集落に移住し、妻と娘三人の家族五人で農的な暮らしをしています。
農薬・化学肥料を使わない稲作を中心に、自給用の野菜栽培、味噌・醤油・梅干しなどの発酵食品や季節の野草・果物の加工品作りを楽しんでいます。
若狭のお百姓 島光 -shimahikari-
〒919-1501 福井県三方上中郡若狭町海士坂12-9-4
TEL&FAX:0770-64-1129
三、田んぼ・農のこと
IDENTITY
考え方
お米は、水・土・太陽・虫・鳥・草などの自然との繋がり・循環により育ちます。人は、その繋がりの一部分であり、稲が育つ手助けをほんの少ししているに過ぎないと日々感じています。
私たちは、この海士坂という土地の山・水・土・光-自然との繋がりと循環を活かした稲作ができるように努めています。
私たちの身体・思考・人生は、自分たちの食べた(消化した)ものからできていると思います。だからこそ、健全に育った食べものを毎日食べたいと考えており、皆様にも召し上がってもらえたらと思っています。
水と土
Soil&Water
山の中で自然の営みにより蓄えられる養分は、水の流れに溶け込み、大地にミネラルを供給してくれます。
私たちの田んぼは、若狭上中 鳥羽谷の最上流部の山際に位置しており、山からの豊富なミネラルを含む天然水を最初に使用することができる恵まれた環境にあり、この水が土壌にミネラルを供給してくれます。
山の天然水が流れ込む田んぼには、山で産み出されたミネラルが蓄積していきます。ミネラルを含んだ土が稲を健全に生長させてくれます。
気温(霧と寒暖差)
Temperature
私たちの田んぼのある鳥羽谷は、霧の朝が多いことで知られています。
霧は、昼夜の温度差が大きなところで発生します。稲には、日中に受けた太陽の光を涼しい夜間に栄養にしてお米に蓄える仕組みがあります。この昼夜の温度差が大きいほどより多くの栄養が蓄えられ、私たちのお米の旨味の源になっているようです。
農薬(慣行農法との比較)
Pesticide
私たちの無農薬米は、昔ながらの水苗代(苗を田んぼで育てること)で丈夫でパワーの溢れる苗を育て稲が本来持つ力を引き出しながら、併せて人間が田んぼの中を歩き回って除草するなど、手を掛け、目を掛け、声を掛け、そして心を掛けることで、農薬を使用せずに育てています。
※減農薬米は、除草剤のみ使用しています。
お米(見栄え)
Rice
私たちのお米は、農薬による殺菌・殺虫処理を行っていません。そのため、黒い斑点のあるお米(斑点米)が混ざることがあります。斑点米は、機械による選別の後、手作業により取り除いていますが、全てを取り除くことが困難なため、ご理解のほどお願いいたします。なお、斑点米はご飯の味に影響はなく、品質上や健康上の問題はありません。
お米の発送と保存方法
Shipment & Keeping
お米は脱酸素剤で酸素を抜いた状態でお届けします。酸素を抜くことでお米の酸化が抑制され、新鮮さを保持することができます。
お米は生鮮食品です。冷暗所にて保管いただくようお願い致します。また、開封後は冷蔵庫にて保管いただきますようお願い致します。虫発生の予防になります。